夫婦で使う寝室の最適な広さについて考えたことはありますか?
寝室は最低限の広さにして他のスペースにあてたいという方や、寝室は夫婦別々に確保したいという方もいますよね。
そこで今回は、アンケートから見る夫婦で使う寝室の平均的な広さについて、そして、夫婦それぞれが一人で使う寝室を確保するメリットについてもご紹介していきます。
夫婦で使う寝室の平均的な広さとレイアウトのコツ
全国の30歳から60歳まで100人を対象に実施したアンケートによると、「最適だと考える夫婦の寝室の広さ」に対する回答は、「8畳以上」と答えた方が48人、「6畳」と答えた方が47人となり、回答者のほとんどを占めました。
ちなみに、残り5人の回答は「4.5畳」です。
寝室を4.5畳にするとダブルベッドだけで部屋がほぼ埋まってしまい、部屋のレイアウトによってはドアの開閉ができなくなる可能性も。
ベッドはなく布団を利用するなどの工夫が必要になりそうですね。
そういった理由から、夫婦の寝室には最低6畳はほしいと考える方が多いようです。
6畳あれば、それぞれのシングルベッド、あるいはダブルベッドを置いても通路を確保する余裕があります。
ベッドを壁にくっつけるレイアウトにすれば、テレビ台を設置するくらいの空間ができるでしょう。
しかし、6畳でも決して広さにゆとりがあるというイメージではなく、ドアやクローゼットの位置によっては使いづらさを感じる場合も。
一方、アンケートでもっとも回答者の多かった8畳の広さになると、スペースに余裕が生まれます。
実際に8畳の部屋を寝室にしているという夫婦も多く、平均的な広さともいえるでしょう。
うまく家具を選べば、テレビ台やデスク、ドレッサーなども置くことができる広さです。
夫婦それぞれが一人用の寝室を使うメリットとは
少数派ではありますが、夫婦それぞれが一人で使う寝室を確保するスタイルもあります。
仕事の時間帯や生活習慣の違いなどでライフスタイルにズレがある夫婦であれば、お互いの生活に支障をきたさない、メリットの多い方法ですね。
ここ最近はリモートワークを続けている方も少なくないため、寝室を仕事場と兼用したい場合や、お互いに一人になれる時間を確保したいという場合にも、一人用の寝室が役に立ちます。
一人で使う寝室の広さは、4.5畳もあれば問題ないでしょう。
大きいベッドにこだわりのある方や、寝室を趣味や仕事の部屋として充実させた方であれば、6畳以上にするという選択肢もあります。
しかし、その場合は寝室以外の場所を削る必要が出てくることも理解しておきましょう。