物件探しをする上で必須となるのが物件情報集めですが、賃貸の間取り図には見慣れない略語(記号)が大量にあり、その意味がわからず戸惑ってしまうこともあります。
今回は、そういった略語や記号の意味について解説しつつ、気になったお部屋を実際にその目で見て見学する内見の必要性についてまとめていきます。
賃貸の間取り図における略語(記号)の意味について
気になる部屋があればまず、どういった配置になっているのかを確認するために、部屋の図面を見ます。
そこで、頻繁に登場する賃貸の間取り図における略語(記号)の詳細を紹介いたします。
まず「K」「DK」「LDK」とは、キッチン・ダイニングキッチン・リビングダイニングキッチンを表しています。
単位で使われる「畳」と「帖」は、明確な違いが存在せずほぼ同じ意味となっており、1㎡が約0.64畳です。
「UB」がユニットバスで「W」が洗濯機置き場、「CL」「WIC(WCL)」がそれぞれクローゼットとウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットとは、人が出入りできるほどの広さを確保したクローゼットです。
「R」は場合によって冷蔵庫と表記されますが、ワンルームの部屋の場合だと居室スペースとして表記されます。
「BR」「MBR」は、ベッドルームとメインベッドルームになります。
以上が頻繁に登場する間取り図の略語であり、これが理解できれば部屋の配置はほぼわかります。
賃貸の間取り図における略語(記号)を知ったうえで内見の必要性を理解する
賃貸の間取り図から理想的な部屋を見つけた後は、すぐに契約のお話をするのではなく、内見をして部屋の中がどうなっているのかをその目で見ることが重要です。
この内見をすることで、入居後の現実とイメージの乖離を避けることができます。
建設中の新築物件や住人がまだ住んでいる部屋だと内見はできませんが、理想の部屋を見つけるためには必須であると覚えておきましょう。
内見をすることによって、見取り図だけでは確認できない傷や汚れ、コンセントの配置など、部屋の問題をチェックすることが第一です。
現地に行く内見なら、周辺環境や時間帯によって変わる日当たりの違いなど、街の印象も確認できます。
自分がこれから住む家ですから、きちんと自分の目で確かめておきましょう。