思いもしなかったときに突然起こってしまうのが災害です。
一人暮らしの場合は、どのような防災対策を取っておく必要があるのでしょうか。
防災グッズの中身や、一人暮らしならではのポイントなど、防災方法について詳しく解説をいたします。
一人暮らしで用意しておきたいグッズの用意と防災の準備方法
いざという時が起こってから準備をしていると、避難が間に合わなかったり、入手できないこともあります。
災害が起こった場合に備えて、防災グッズの用意をしておきましょう。
非常持ち出し袋の選び方とグッズの用意
非常時は両手がふさがらないリュックがおすすめです。
防水性が高く、体型にフィットしたものを選ぶと良いです。
背負って移動できるかどうか、実際にグッズを入れて歩いてみましょう。
非常持ち出し袋に入れておきたいグッズ
1日分の水
人が必要な水分は1日に約2Lから2.5Lと言われています。
500mlのペットボトルで4、5本用意しておきましょう。
1日分の食料
すぐに食べられる缶詰やお湯で食べられるフリーズドライなどを3食分くらい用意しておきましょう。
食べ慣れている物が安心です。
日ごろから多めに買い足しながら常備する「ローリングストック」をすれば、賞味期限を気にせずにすみます。
1日分の携帯トイレ
災害時に水道が止まるとトイレが使えなくなります。
また避難をした先でもトイレは大きな問題となりますので、多めに常備しておきましょう。
懐中電灯
停電時や夜間に必須です。
また自分の存在を示すアイテムとしても重宝することがあります。
ヘルメット
大切な頭を保護するために準備しておいたほうが良いものです。
防災頭巾でも可能です。
その他自分に必要なグッズ
普段から飲んでいる薬やメガネ、杖など、自分にとって欠かせないものも準備しておきましょう。
おくすり手帳のコピーもあると安心です。
連絡先なども書いて入れておくと安心です。
一人暮らしの部屋でできる防災の方法や家具の固定の必要性
被害を拡大させないためにも、日ごろから部屋の中も防災対策をしておきましょう。
家具や棚の固定
一人暮らしの部屋に大きな家具や棚がたくさんあると、地震の時に倒れてきて危険です。
地震用のグッズを使い棚が倒れないように家具の固定をしておくことが必要です。
家具の固定のほか、食器棚など中から飛び出してくると危ないものは、扉にカギをかけ、食器の下に滑り止めのシートを置いておくなどの方法を取りましょう。
避難経路の確保
日ごろから避難のための通路を確保しておくのも重要です。
廊下や玄関などに荷物を置いたままにしておくと、いざという時にふさがれて逃げられなくなります。
なるべく通路や玄関には物を置かず、日ごろから整理整頓をしておきましょう。