賃貸物件で猫を飼っていると、飼っている方は慣れているため猫の臭いにおいに気付かない場合でも来客者は気にする可能性があります。
また、壁や床に猫の臭いにおいが付くと、取ることが難しいとされています。
賃貸物件でにおいが取れなかった場合、退去時に壁の貼り換えなどが必要になる可能性もあります。
来客時や退去時に困らないよう、賃貸物件でできる猫のにおいが臭い原因と対策方法を徹底解説します。
賃貸物件で飼っている猫のにおいが臭い原因
健康的な猫は、ほとんど無臭です。
しかし、尿や糞は老廃物が凝縮されているため強烈な匂いがします。
トイレに尿や糞が残っていると、部屋中に匂いが充満し臭いと感じる原因となります。
また、オスの猫にはスプレー行為という、縄張りを伝えるため部屋中にマーキングをおこなう習性があります。
引っ越しなどの急激な環境の変化でも、スプレー行為が起こるきっかけとなります。
賃貸物件でスプレー行為をおこなった場合、壁や床は、においが付きやすいため退去時まで臭いにおいが残る原因となります。
そのような状況にならないよう、においが残らない対策をおこなう必要があります。
賃貸物件で飼っている猫のにおいが臭い場合の対策
●システムトイレを設置する
システムトイレとは、高めの壁でにおいをシャットアウトし、トイレ砂や排泄物が飛び散らない作りになっているので尿や糞のにおいに効果があります。
トイレにシートを使用している場合は、毎日交換しましょう。
また、トイレ本体は月に一度は綺麗に洗うことで本体のにおい対策できます。
トイレの周りの床や壁もにおいが付きやすい場所です。
こまめに掃除をしたり、トイレまわりに消臭シートを敷くこともおすすめです。
●消臭スプレーで定期的に掃除する
スプレー行為で、壁や床などに尿をした場合は、専用の消臭スプレーを使って定期的に掃除することでにおいが軽減できます。
時間がたつとにおいがキツくなるので、すぐに拭き取ることで壁や床のにおいが軽減されます。
●こまめな換気
尿や糞のにおいは、部屋中に充満するのでこまめに換気してください。
換気をすることで、部屋の中のにおいは軽減され来客がきた際にも慌てることなく対応できます。