賃貸物件でペットと暮らしたいけれど「ペットが飼える賃貸物件なんてあるの?」「ペット可賃貸物件は少なそう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでペットと暮らせる賃貸物件を検討している方へ、ペット可賃貸物件の種類や特徴と、探し方のポイントをご紹介します。
ペット可賃貸物件の探し方「ペット共生住宅とペット可賃貸」
「ペット可賃貸物件」には大きく分けて2つの種類があります。
1.ペット共生住宅
ペット共生住宅とは、ペットと暮らすことを前提として建てられた物件です。
床や壁に汚れや傷に強い素材が使われている、室内のペット用くぐり戸や、共用部分にペットの足を洗うスペースが設けられているなど、ペット用の設備が整っているところが特徴といえます。
また、ペット専用の出入口やエレベーターを設置して、ペットが苦手な入居者の方に配慮している物件もあり安心です。
ペット共生住宅は設備が充実しているため、家賃は割高になりますが、ペットと暮らすには理想的な賃貸物件といえるでしょう。
2.ペット可賃貸
ペット可賃貸とは立地や築年数などによる空室対策として、途中から「ペット可」に条件を緩和し、付加価値をつけた賃貸物件や、大家さんの好意でペット飼育を認めている賃貸物件のことです。
最初はペット不可であった物件もあるため、ペット用の設備やルールが整っていないことがあります。
しかし、家賃は相場と大きく変わらず、物件数も比較的多いところが特徴です。
ペット用にリフォームする物件も増えているため、チェックしておきましょう。
ペット可賃貸物件の探し方2つのポイント
ペット可の賃貸物件は探し方のポイントを押さえると見つけやすくなります。
●エリアと条件の範囲をゆるめる
●家賃の上限を引き上げる
希望のエリアにペット可賃貸物件が見つからない場合は、エリアを広げてみるか、築年数などの条件をゆるめてみましょう。
空室対策として「ペット可」にしている賃貸物件は、立地や築年数などの条件をゆるめると、見つかる可能性が高くなります。
また「ペット共生住宅」や立地条件が良い物件を希望する場合は、家賃の上限を引き上げることで、好みに合った物件が見つかりやすくなるでしょう。
とくにペット共生住宅を希望する場合は、相場より家賃が高めの設定となっているため、家賃上限を引き上げた探し方が効果的です。