ペット可賃貸物件は、通常の物件よりも物件数が少なく、探すのが大変です。
その上、家賃や初期費用が多くかかってしまうことも。
費用を少しでも抑える方法がないかと、疑問に思っている方もいることでしょう。
ここでは、名古屋市への居住を検討している方に向けて、ペット可賃貸物件の初期費用の相場価格と、初期費用を安く抑える方法について解説します。
ペット可賃貸物件の初期費用の内訳と相場価格は?
ペット可賃貸物件は、物件数が少なく原状回復費用がかかるため、家賃が相場より1割~2割高くなっている場合があります。
また、初期費用も通常の物件より、割高になりがちです。
ペット可賃貸物件の、初期費用の内訳と相場価格を見ていきましょう。
●礼金
契約の際に、大家さんにお礼として支払うお金が礼金です。
通常は、家賃の1か月分を支払いますが、ペット飼育を希望する場合、上乗せされることがあります。
●敷金
賃貸物件でペットを飼育する場合、多くのケースで「通常の敷金プラス1か月分」が必要になります。
これは、ペット飼育によって、通常の生活よりもキズやよごれがつきやすく、においなども気になるため、退去時の原状回復費用が多くかかるためです。
●前家賃
契約当月分を日割り計算した金額と、翌月1か月分の家賃を支払います。
●仲介手数料
賃貸契約の際にかかる手数料で、不動産会社に支払います。
相場は、家賃の0.5か月分~1か月分と消費税です。
●火災保険料
賃貸契約の際に、借主が契約する建物と家財の保険料です。
●鍵の交換費用
玄関の鍵を新しく交換するための費用です。
相場価格は、1万円~2万円です。
ペット可賃貸物件の初期費用を安く抑える方法とは?
ペット可賃貸物件の初期費用を安く抑えるためには、なににいくらかかっているのかを把握することが大切です。
見積書の内訳をひとつひとつチェックしましょう。
たとえば、鍵の交換費用は1万円~2万円かかります。
鍵交換が必要と感じない場合は、鍵交換をおこなわないことで、その分費用を抑えることができます。
そのほかにも、「消毒費用」や「書類作成費」などの費用がかかっている場合があります。
余計な費用を抑えるためには、見積書の内訳をチェックして、希望しないものが含まれていないか確認しましょう。