ペット可の賃貸であっても、猫は飼育不可としている物件があります。
バレなければ大丈夫と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、無断で飼育するとどうなるのでしょうか?
そこで今回は名古屋市で猫の飼育が可能な賃貸をお探しの方に向けて、ペット可の物件であっても猫の飼育がダメな理由についてご説明いたします。
においに要注意!ペット可の賃貸でも猫の飼育がダメな理由は?
ペット可の賃貸でも以下の理由により、猫の飼育を認めていない場合があります。
ダメな理由1:爪とぎで部屋に傷がつく
爪とぎは壁紙や柱などを傷つける原因となります。
賃貸では修繕に手間や時間をかけないために、爪とぎをする猫の飼育を認めていない場合があるので注意が必要です。
ダメな理由2:排せつ物のにおいがきつくアレルギーの方が多い
犬は指定の場所に排泄するようしつけできますが、猫は好きな場所で排泄するため、においによるトラブルが発生する可能性があります。
また猫アレルギーを持つ方の割合が他の動物より多い点も、ダメな理由のひとつです。
ダメな理由3:放し飼いによる近隣トラブル
放し飼いは排泄によるにおいのトラブルのほか、避妊や去勢の処置をしていないと、発情期に奇声に近い鳴き声を発し、騒音トラブルになる可能性もあります。
このように大家さんや管理会社では対応しきれないケースがあるので、猫の飼育を認めていない賃貸があるのです。
ダメな理由が分かっても猫を飼いたい!無断で飼ったらどうなる?
では無断で猫を飼っていることが発覚したら、どうなるのでしょうか?
ペットを手放すよう促される
同じ賃貸で暮らし続けるのならば、ペットを手放さなければなりません。
大家さんや管理会社から里親などを探すことを促されるので、ペット可になることはないと考えましょう。
強制退去の通知が届く
なかには強制退去の通知がいきなり届く場合もあります。
強制退去の通知が届いたら、指定の日までに退去しなければなりません。
その際部屋をきれいに使用していても、修繕やクリーニングの費用を請求されるケースもあります。
罰金の支払いを求められる
修繕費に加え、さらに罰金が課される場合もあります。
金額は賃貸により異なりますが、なかには契約違反の罰金として、家賃1か月分の料金を支払う契約を改めて結ぶケースもあるので、気を付けましょう。