賃貸物件を借りるためには入居審査が必須になり、審査に通らなければ契約はできません。
気に入った部屋が見つかったのに契約に進めないなんてことも。
この記事では「賃貸物件の入居審査」に必要な年収と審査にかかる日数についてご説明します。
そもそも賃貸物件の入居審査とは?
気に入った部屋が見つかり、申し込みをおこなった後におこなわれる審査でのことです。
大家さんや管理会社が安心して貸せる入居者かどうかを見極めるために必ずおこなっています。
審査基準は管理会社によって異なりますが、なかでも重視されるのは「家賃を継続して支払う能力があるか」です。
継続的に支払う能力があるかを判断するには、申込者の職業や年収、勤続年数、過去の滞納歴などをチェックします。
賃貸物件の入居審査に必要な年収はどのくらい?
部屋探しする上で誰もが気になる点ではないでしょうか。
一般的な審査記基準は「月収の3分の1以内」です。
年収での計算例は以下になります。
例:10万円の家賃の部屋を借りたい場合
10万×3×12か月=360万
年収360万円以上あれば10万円の家賃を支払る能力があるとみなされます。
上記の年収は額面になりますが、不安な方は手取りの3分の1を目安にすることをお勧めします。
年収以外にも入居審査の判断基準はありますが、第一判断材料として年収が基準を超えていなけえれば入居審査をクリアすることは厳しいでしょう。
賃貸物件の入居審査にかかる日数はどのくらい?
お申し込み書類一式を提出してから3日〜7日が目安となります。
申込書を提出する際、気をつけて頂きたい点が1点あります。
申込書類に不備があると入居審査に進むことができませんので、申込書の項目は必ず埋めるようにしましょう。
また、本人確認のできるものが必要になりますので運転免許証や健康保険証など本人確認のできるものを持っているといいかもしれません。
とくに不備がなければすぐに審査に移ります。
ただし繁忙期や大家さんが遠方にお住まいだと時間がかかってしまいます。
審査結果がなかなか出なくて不安になると思いますがとりあえず1週間待ってみて、それでも連絡がない場合は問い合わせをしてみるといいかもしれません。