たとえペット可の賃貸物件であっても、退去費用を抑えるために壁や床、ドアなどの傷や汚れは少しでも防ぎたいですよね。
中でも、犬に比べていたずら好きなことも多い猫を飼う場合、傷防止の対策が必要です。
今回は、猫を飼う場合に特に注意したい引き戸対策について、対策が必要な理由と方法をご紹介します。
賃貸物件で猫が引き戸を開けてしまう理由や対策の必要性
賃貸物件で猫を飼う場合、注意が必要なのが引き戸の対策です。
好奇心旺盛で行動範囲が広い猫は、引き戸に爪が入る隙間を見つけると本能的に開けたくなってしまいます。
引き戸を猫が開けないように対策した方が良い理由は、猫を入れたくない部屋に猫が入るだけでなく、引き戸を開けようと引っ掻くことで壁や引き戸がボロボロに傷付いてしまう恐れがあるからです。
猫を入れたくない部屋に猫が入ってしまうと、傷や汚れがつく範囲が広がってしまい、その分退去費用が高くなる可能性があります。
引き戸に爪が入る隙間がある限り、猫の習性として何度もトライしてしまうため、早めに対策を取ることが大切です。
賃貸物件でもできる猫が引き戸を開けないための対策とは
分譲であれば鍵をつけるなどの方法を取れますが、賃貸物件では取り付けることが難しいですよね。
しかし、賃貸物件でもできる対策はあります。
まずは、ストッパーを扉の隙間に挟み込み、猫が引き戸を開けられないようにしましょう。
ストッパーであれば傷つけずに鍵と同じ効果が期待できます。
また、猫の爪が引っ掛かるであろう場所には保護シートを事前に張ることで、傷がつくのを予防します。
さらに、そもそも猫が入りたいと思う隙間を作らないことが大切です。
引き戸の隙間に爪を入れないように、引き戸の隙間の前にDIYでフェンスを作るのも効果的です。
閉じた時に隙間ができる場所の前に、あらかじめ100円均一やホームセンターで購入したアイテムを使用して、簡単なフェンスを設置しておきます。
そうすることで猫は爪を入れられないため、引き戸を開けたいという願望も薄れていくでしょう。
フェンスを設置することで多少人の出入りがしにくくなりますが、猫に傷を付けられることや、他の部屋への侵入を防げると思うと我慢できるのではないでしょうか。