ペット可の賃貸物件が増え、室内で犬を飼う方も増えています。
まさにこれから犬を飼ってペット可の賃貸物件に住みたいとお考えの方もいるかもしれません。
今回は賃貸物件の室内での飼育に適している犬の特徴と、具体的なおすすめの犬種をご紹介しますので、飼いたい犬種が飼えそうかなど気になっている方もぜひ参考にしてみてください。
ペット可の賃貸物件での飼育に向いている犬種の特徴
賃貸物件で犬を飼うとき、心配なことのひとつが鳴き声です。
ペット可の物件でも、夜中や朝方に鳴き続ける犬種は近所迷惑になります。
一般的に、狩猟犬や牧羊犬として育てらえる犬種は鳴くことが仕事なので、鳴きやすく鳴き声も大きいのが特徴です。
また、室内で飼うため犬のサイズも重要になります。
賃貸物件でも2LDK以上の広さがあれば、大型犬を飼うことは可能ですが、部屋の中だけでは運動量が足りないので、毎日2回程度の散歩は必須になります。
忙しい日も天候が悪い日も、犬のために散歩に出掛けられる方でなければ大型犬を飼うのはおすすめできません。
そこまで散歩に時間を割けない方は、小型犬の飼育がおすすめです。
賃貸物件には多くの住民が住んでいるので、犬の性格によっても向き不向きがあります。
お散歩に出かけるときなど、エレベーターで他の住人と一緒になることがありますので、人嫌いの犬や警戒心が強くて近づく人を噛むような犬は、賃貸物件での飼育に向いているとはいえません。
ただし、怖がりだったり警戒心が強かったりする犬も、育て方やしつけで改善していくケースがあるので、根気強くしつけができるかどうかなど飼い主の姿勢も重要になるでしょう。
ペット可の賃貸物件での飼育におすすめの犬種とは
賃貸物件で飼う犬としておすすめの犬種をご紹介しましょう。
まずは、人気のトイプードルです。
頭が良くてしつけやすく、毛も抜けにくいのが賃貸物件での飼育に人気の理由です。
サイズも、5kg弱がほとんどです。
トイプードルのカラーは、レッド・アプリコット・ブラック・シルバー・ホワイトなど豊富で、トリミングで雰囲気が変わるのも魅力になっています。
毛は抜けにくいですが、お手入れとトリミングは必須となりますので、ケアはしっかりしてあげましょう。
毛が伸び続けると絡んで、皮膚病の原因になる場合があります。
そして、チワワも人気の犬種です。
人懐っこくて、小型から超小型サイズのため賃貸物件の飼育にピッタリでしょう。
ただし、暑さ・寒さに弱いため室内の温度管理が重要になります。
その他、マルチ―ズも、賃貸物件で飼いやすい犬種です。
サイズは3kg程度で、抜け毛も少なく飼いやすい犬種と言われています。