賃貸物件で猫と一緒に暮らす方なら、「ここに「キャットドア」を付けたい!」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか?
今回は、キャットドアとは何か、まずはその概要を解説したうえで、キャットドア設置のメリットや「キャットドアがない賃貸物件でのキャットドアの設置方法」についても解説していきます。
賃貸物件でキャットドアを設置するメリットは?
まず初めに、キャットドアとは何か、メリットについてご紹介していきましょう。
キャットドアとは、「ドアの下部に猫が通り抜けられる程度の大きさの小窓がついているドア」のことです。
猫の飼育が可能な賃貸物件にキャットドアがあれば、以下のようなメリットが得られます。
●猫がキャットドアの小窓を押し開けて自由に部屋に出入りできるので、猫の出入りに合わせて人間がドアを開閉する手間が省ける
●キャットドアからの出入りは最小限の開口部で済むので、通常のドアを開閉する・開けっ放しにしておくよりも冷暖房の効き目に影響を与えにくい
●猫にとっても「自由に出入りで来て行動範囲が広げられる」ということでストレス軽減につながる
賃貸物件でキャットドアがないという場合の設置方法とは?
「猫飼育可能な賃貸物件ではあるけど、キャットドアがない」という場合は、以下のような設置方法でキャットドアを設置することが可能です。
●引き戸のサッシを利用して、引き戸のレールにはめ込むタイプのキャットドアをつける
●網戸を交換し、網戸に設置するタイプのキャットドアをつける
●ドアを丸ごと交換し、キャットドアが付いたタイプのドアにする
引き戸のサッシを利用するタイプのキャットドアなら、工事不要で自分でもすぐできますが、網戸交換やドア交換によるキャットドアを設置する場合は、原状回復のため元の網戸やドアをどこかに保管しておく必要があります。
また、網戸交換・ドア交換の際は大家や管理会社に事前許可を取ることも必要です。
「退去時にはきちんと原状回復するのでキャットドアの設置を認めてほしい」と、大家に負担をかけないことをアピールしながら交渉しましょう。