賃貸物件に住んで猫を飼っていると、猫の爪とぎで壁がボロボロになり、困ったことがあるのではないでしょうか。
壁に爪を立ててカリカリと爪をとぐ猫に罪はありませんが、賃貸物件の借主としては壁をボロボロにされてはたまりません。
そもそもなぜ猫は壁で爪をとぐのでしょう。
そこで今回は、猫の爪とぎの理由と壁での爪とぎを防ぐ対策について解説します。
猫の爪とぎで賃貸物件の壁がボロボロになるのはなぜ?
爪とぎは猫の習性で、獲物を捕らえたり自分の身を守るために、爪を鋭い状態に維持しようとします。
また、爪とぎをすることで肉球にある臭腺のにおいをつけてマーキングし、縄張りであることを示すのです。
より高い位置にマーキングすることで、自分を大きく見せて縄張りを守ろうとするため、壁の高い位置で爪とぎをします。
猫はリラックスしたいときや気分転換、かまってほしいときにも爪とぎをします。
壁がボロボロになるのは、猫が壁で爪とぎをするからですが、習性である以上やめさせるのはむずかしいです。
それでは、壁を猫の爪とぎから守るためにはどうすれば良いのか、その対策について次にご紹介します。
猫が賃貸物件の壁で爪とぎをすることへの対策とは?
まず、猫が爪とぎをする場所を把握しましょう。
猫が爪とぎをしたがるのは、室内ドアや猫トイレのすぐ横の壁、壁の角であることが多いです。
猫は引っかかる場所で爪をとぐ習性があるので、爪とぎをする場所につるつるしたシートを貼ることで、爪とぎを防止することができます。
猫が背伸びするとかなりの高さまで届くので、つるつるしたシートは床から90cmの高さまで貼っておくことをおすすめします。
シートを貼った場所に縦型の爪とぎを設置して、そこで爪とぎをするように導きます。
幾度も繰り返していくうちに猫も爪とぎする場所を覚えてくれます。
猫が苦手な柑橘系のにおいがする爪とぎ忌避スプレーを爪とぎして欲しくない場所に掛ける方法もありますが、頻繁に使っていると慣れてしまい効果がなくなることがあります。
つるつるしたシートやスプレーでも爪とぎを防ぐことができない場合は、最終手段として爪にネイルキャップをする方法があります。
ネイルキャップは1か月くらいで取れてしまうので、毎月装着する必要があります。
まとめ
猫が爪をとぐのは爪の手入れとマーキングのためで、壁の高い位置にマーキングすることで、自分を大きく見せて縄張りを守ろうとする習性があります。
賃貸物件の壁で猫の爪とぎによる被害を防ぐ対策としては、つるつるしたシートを貼る、爪とぎ忌避スプレーを使う、ネイルキャップを使うなどの方法があるので、もし爪とぎの対策にお困りの方は、ぜひ一度これらの方法をお試しになられてはいかがでしょうか。
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