近年はペットブームの影響でさまざまなペットを飼っている方が増えていますが、賃貸物件でも飼育しやすいペットとして人気なのが爬虫類です。
爬虫類には、猫や犬などとは違った魅力や飼育するうえでの注意点があるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
今回は、賃貸物件で爬虫類を飼うメリットと注意点を詳しくご紹介します。
賃貸物件で爬虫類を飼うメリットとは?
賃貸物件でペットを飼うときにまず気になるのが、鳴き声ではないでしょうか。
「犬や猫の鳴き声が、隣や上下に住む住人に聞こえて迷惑をかけてしまうのではないか」と考えるはずです。
爬虫類は鳴かないので、そういった点で迷惑をかける心配はありません。
また、基本的にはゲージに入れて飼育することになりますので、床や壁を傷つけられることもないでしょう。
賃貸物件だと退去時に原状回復費用が発生する心配がありますが、爬虫類なら安心です。
さらに、広い飼育スペースが必要ないこともメリットの1つといえるでしょう。
たいていの種類は60~90cm程度の水槽があれば十分飼育可能なので、一人暮らし用のワンルームでもそこまで部屋が狭くならずに済みます。
賃貸物件で爬虫類を飼う際の注意点
賃貸物件で爬虫類を飼う場合には、事前に大家さんへの確認が必要です。
爬虫類についてはとくに規定がない賃貸物件も多いので「問題ない」と思われがちですが、実は契約違反だったというケースも少なくありません。
入居後のトラブルを避けるためにも、どのような爬虫類を飼うのか、事前にきちんと大家さんに説明しておきましょう。
また、脱走予防のための対策も必要です。
ゲージのフタが気づかない間に開いていてペットが外に出てしまい、ベランダをつたって隣の家に入り込んでしまう恐れもあります。
窓や玄関から出られないような柵を取り付けたり、ストッパーを付けたりして、逃げられないようにしておいてください。
もう1つの注意点が、サルモネラ菌についてです。
爬虫類を触ったときにサルモネラ菌が手に付着し、その菌が触った方の体内に入ってしまう可能性もあります。
サルモネラ菌は、急性胃腸炎の症状・意識障害・けいれん・菌血症を招く原因にもなるため、爬虫類を触ったあとは十分手を洗うなど、しっかり対策をしてください。
もし、脱走した爬虫類を誰かが触ってサルモネラ菌に感染したら、大変な問題になってしまいます。
まとめ
爬虫類は賃貸物件でも比較的飼育しやすいペットですが、メリットだけでなく注意点もあるので事前に確認しておきましょう。
脱走などでほかの入居者に迷惑をかけるとご近所トラブルにも発展しかねないため、十分注意が必要です。
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