一戸建ての物件を購入する際、外壁に使用されている建材によってメンテナンスの頻度や必要性が変わってきます。
一戸建ての外壁に使用されることの多いサイディング材ですが、そもそもサイディング材がどのようなものなのかわからない、という方もいるのではないでしょうか。
今回は、サイディング材とはどのようなものか、リフォームが必要な時期と理由も含めて解説します。
一戸建て住宅に使用されるサイディング材とは?
サイディング材とは、家などの外壁に貼る仕上げ板材のことです。
通常、建物の外壁の施工方法には塗り壁やタイルを用いる「湿式」と、サイディング材を貼る「乾式」の2種類があります。
サイディングは、工場であらかじめ成型されたサイディングボードを外壁に貼り付けるため、工事費用が安く済むという点が特徴です。
また、サイディング材は耐水性や耐天候性に優れており、種類やデザインも豊富です。
さらに、工場で生産されるため、一定の品質を保てるメリットもあります。
サイディング材は大きく分けて「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「木質系サイディング」「樹脂系サイディング」の4種類があります。
材質によってデザイン性や価格などが変わるため、注意が必要です。
一戸建て住宅におけるサイディング材のリフォーム時期とは?
一戸建て住宅によく使われる窯業系や金属系のサイディング材は、耐用年数が20~30年と言われています。
しかし、サイディング材自体の耐用年数を超えていなくても、定期的なリフォームが必要です。
メンテナンスが必要な時期は、窯業系は8~15年、金属系は10~15年、木質系は3~10年、樹脂系は10~30年と言われています。
定期的なメンテナンスを怠ると、サイディング材そのものの劣化速度が早まったり、雨漏りの原因になったりしかねません。
そのため、適切な時期に補修する必要があります。
サイディング材にリフォームが必要な理由とは?
耐用年数の長いサイディング材にも、定期的な塗装は必要不可欠です。
なぜなら、塗膜が薄くなったりコーキングや外壁そのものにひび割れができたりしてしまうと、雨水が侵入して建物内部の断熱材にカビが発生する可能性があるからです。
また、サイディング材のつなぎ目を埋めているシーリング材の剥がれや、サイディングボードそのものが反ったり剥がれたりするため、建物を守るためには定期的にメンテナンスをおこなわなければなりません。
目で見てわかるほどのひび割れや塗膜の剥がれがあるときだけでなく、外壁に触ったときに手に白っぽい粉が付いてくるときも塗膜が薄くなっているサインなので、早めに対処する必要があります。
まとめ
サイディング材とは、家の外壁に貼る仕上げ板材のことです。
サイディング材の種類によって、耐用年数やリフォームが必要になる時期には差があります。
メンテナンスを怠ると、雨漏りの発声やサイディング材そのものの劣化を早めてしまう恐れがあるため、定期的に塗装し直す必要があることを覚えておきましょう。
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