家のなかに大量発生することがある、茶色い小さな虫の「シバンムシ」をご存じでしょうか?
シバンムシは乾麺や小麦などの食品などを餌にするため、キッチンやパントリーなどで遭遇するケースが多いですが、シバンムシには多くの種類があり食品以外の木材や畳などを食べる種類もいます。
そこで今回は、シバンムシの特徴や駆除方法・対策について解説します。
シバンムシの特徴や種類とは?
シバンムシとは、家のなかで発生するゴマ粒くらいの茶色くて丸い虫で、大きさは1.7mm~3.0mm程度で、色合いは赤褐色や茶色系なのが特徴です。
4月~6月・9月に発生することが多いですが、シバンムシは22~30℃の環境を好むため、冷暖房により管理されている現代の室内環境では冬でも発生するケースも少なくありません。
成虫の寿命は10日~25日と短いですが、繁殖力が強く、メス1匹あたり50~100個も卵を生むため大量発生の恐れがあるので注意が必要です。
シバンムシの特徴はさまざまですが、日本でみかけるシバンムシの多くが「タバコシバンムシ」や「ジンサンシバンムシ」であると言われています。
シバンムシの発生源や被害
シバンムシは、コバエとは異なり、不衛生な環境や腐った食べ物が原因で発生する虫ではなく、植物性の乾燥物を餌に繁殖増殖します。
シバンムシ自体はどこにでもいると言われており、たまたま家屋に浸入して繁殖し、室内で大量発生…なんてケースも少なくありません。
発生源は、主に乾燥食品やスナック菓子で、冷蔵庫の裏や流し台の下に食品残渣が残っていると、そこを発生源にして増殖することもあるので注意が必要です。
シバンムシは部屋のなかをふらふらと飛び回り不快感を与えるだけでなく、乾麺や乾パン・海苔・昆布といったさまざまな種類の乾物や畳の藁床などを食い荒らす被害が発生します。
人の肌を噛んだり食中毒などの人体への被害はないとされていますが、シバンムシの幼虫にアリガタバチが寄生して人を刺す二次被害が起こる可能性があるので注意が必要です。
シバンムシの駆除方法と対策とは?
シバンムシの駆除で大切なのは、発生源を特定することと個体数を減らすことです。
シバンムシが発生してしまった食品は、シバンムシ自体を取り除いても卵が植え付けられている可能性があるため破棄しましょう。
キッチン周りや畳などには、有機リン系殺虫剤や燻煙材・ゴキブリ用の殺虫スプレーでの駆除も効果的です。
シバンムシの大量発生を防ぐ対策は、食品は開封後は早めに使い切るように心掛け、どうしても保存が長期にわたる場合はしっかり密閉できる容器で保管するようにしましょう。
まとめ
シバンムシは人体に影響はないとされるものの、乾麺や小麦などさまざまなものを餌にして大量発生したり、畳を食い荒らすなどの被害をもたらす迷惑な存在です。
また、アリガタバチが寄生すると人を刺す恐れがあるため、発生したら発生源を破棄したり殺虫剤により駆除をおこなうようにしましょう。
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