新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、自宅で過ごす方が増えた結果、賃貸物件での騒音トラブルが増加しました。
そのため賃貸物件を新たに借りる場合は、壁が薄い賃貸物件は避けたいものです。
この記事では、壁が薄い賃貸物件とはどのようなものか、壁が薄い賃貸物件を内見時にチェックするポイントについて、ご紹介します。
壁が薄い賃貸物件の騒音対策についてもご紹介しますので、参考にしてください。
壁が薄い賃貸物件とはどういう物件?
まず、構造の違いとして、木造のアパートは遮音性が低く、壁の厚さが100mm程度しかないものもあります。
一方、鉄筋コンクリートのマンションは遮音性が高く、一般的に隣との壁の厚さは150mm以上設けられているため、木造の賃貸物件のほうが壁が薄く騒音問題が起きやすい、と言えます。
壁の厚さも重要ですが、隣家と接している部屋が生活空間であると騒音トラブルになりやすくなるため、注意しましょう。
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壁が薄い賃貸物件なのかを内見時にチェックするためのポイントは?
入居してから後悔しないように、内見時に壁が薄い賃貸物件なのかを見極めるべきです。
まず、部屋の中央で手を叩いて音を出してみましょう。
音が反響しないなら、壁が薄い可能性が高いです。
また、壁を軽く叩いたときの音もチェックしましょう。
壁が薄かったり、壁の中が空洞で遮音性が低かったりする場合、高い音や軽い音がします。
壁は1か所でなく、何か所かでチェックし、部屋の全方角の壁で確認しましょう。
また、部屋が横並びになっていて隣の玄関ドアとの間隔が狭い場合、壁が薄い可能性があるため確認しておくべきです。
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壁が薄い賃貸物件の騒音対策をご紹介!
まず、外からの騒音への対策として、防音・遮音カーテンの取り付けや、断熱シートなどを窓ガラスに貼ってみるのをおすすめします。
さらに窓の隙間を防音テープでふさぐと、より防音効果が高まるでしょう。
また、隣人の騒音に対しては、騒音が聞こえてくる壁際に背の高い家具を設置すると、騒音が気にならなくなる可能性があります。
とくに本棚やタンスなどの重いものは吸音率が高いため、おすすめします。
上記の対策は、自分の生活音が隣に聞こえないようにするためにも有効です。
ほかに、防音シートを壁に貼るのも有効的な対策といえます。
さらに音は床にも振動して隣に伝わるため、床に防音マットやコルクマットを貼ると、より隣人に騒音が伝わりにくくなるでしょう。
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まとめ
木造のアパートの賃貸物件などは、遮音性が低く、壁が薄いことがあるため注意しましょう。
内見時のチェックポイントを押さえて、できるだけ壁が薄い賃貸物件は避けるのをおすすめします。
もしも壁が薄い賃貸物件を選んでしまった場合は、トラブルにならないように騒音対策をしましょう。
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